1.投資組合とは
投資組合とは、投資家から資金を集め、集めた資金を株や債権、不動産等に投資し、その運用益を投資家に分配する仕組みの一つです。一般に使われる「投資ファンド」とほぼ同一の意味で使われることも多いです。
2.投資組合の種類
投資組合には、大きく3つの種類があります。
それは、
1.任意組合
2.匿名組合
3.投資事業有限責任組合
です。
そして、任意組合は「民法」、匿名組合は「商法」、投資事業有限責任組合は「投資事業有限責任組合契約に関する法律」を根拠としており、別々の法律で規定されていることから、実務上、さまざまな違いがあります。
そのため、投資組合としていずれの形態が適しているかは、そのメリット、デメリットを比較検討したうえで決定していくことになります。